大切に集めてきたフィギュア。
部屋を見渡したとき、「少し減らしたほうがいいかもしれないな」と想うことがあります。
でも、いざひとつひとつを見てみると、やっと手に入れたときの高揚感や、飾っていた時間の長さなどを思い出してしまって、片付けの手がとまってしまう。
「今手放したら、もう手に入らないかもしれない」
そんな迷いが生まれるのは、あなたが今まで、そのフィギュアを本当に大切にしてきたからかもしれません。
断捨離が進まないのは、意志が弱いからではありません。
「手放すか、残すか」と自分に問い続けること自体が、思っている以上に負担になっているだけです。
この記事では、無理に決めるのではなく、まず気持ちを整えるところから始めるための考え方をお伝えします。
後悔を減らすための、考え方を整理してみました。
「捨てたら後悔するかも」という不安の正体
フィギュアを前にして手が止まるのは、それを「ただのモノ」と割り切れないからです。
一度手放したら、同じものはもう手に入らないかもしれない。
そのとき夢中になっていた思い出や自分の気持ちも一緒に、手放してしまう気がする。
だから、ゴミ袋に入れるような感覚では扱えない。
簡単には決められませんよね。
フィギュアが棚や机を占領していて、正直、少し手狭になっているのもわかってる。
でも、片づけようとすると、手が止まってしまう。
手放してしまってから
「やっぱり残しておけばよかった」
と思ったらどうしよう。
そう思うと、動けなくなってしまいます。
それは、あなたが優柔不断だからではありません。
ただ、「後悔したくない」と思っているだけです。
でも、「きっと後悔する」と決めつけたまま考え続けると、手放すのも怖いし、残すのもモヤモヤする、という状態が続いてしまいます。
そんなときは、決断を急がずに、まずは「本当に後悔するのかな?」と、気持ちを整理してからでも遅くありません。
「選び続ける疲れ」が、手を止めている
フィギュアを一体ずつ手に取りながら、
「これは限定だった」
「これはあのとき並んで買った」
と、ひとつずつ思い出しながら決断していくのは、思っている以上に疲れる作業です。
数が多ければなおさらです。
何十体も、何百体も、「残すか、手放すか」を考え続ける。
それは、好きなものを見直しているというより、終わりの見えないテストを受けている感覚に近いかもしれません。
疲れてくると、最後はこうなります。
「今日はやめておこう」
そして、何も変わらないまま時間だけが過ぎていく。
大切なのは、全部を一気に決めようとしないことです。
少しだけ、決断の重さを軽くする方法を考えてみましょう。
後悔を減らすための、3つの物差し
少しだけ、見方を変えてみるといいかもしれません。
下記の3つの物差しで、もう一度大切にしてきたフィギュアたちのことを見つめ直してみてはいかがでしょうか。
「今の自分」の部屋に置いてあるのが自然だと思うか
以前は宝物だった。
それは間違いありません。
でも、今の生活の中で、ふと目に入ったときに「やっぱり好きだな」と思えるかどうか。
それとも、「なんとなく置いてある」状態になっているか。
いまの自分の部屋に、無理なくなじんでいるかどうか。
それをひとつの目安にしてみます。
ずっと箱に入ったままになっていないか
押し入れの奥で、何年も箱に入ったままのフィギュアたち。
それは「大事にしている」からでしょうか。
それとも、どうしていいか分からず、そのままにしているだけでしょうか。
もしフィギュアを手放して、押し入れのスペースが少し空いたら、どんな気持ちになるか。
その感覚も、ひとつのヒントになります。
いま、店頭で見たら手に取るか
いったん手放したと想像してみます。
そして、今日お店で同じものを見かけたら、
もう一度その金額を払ってでも買いたいと思うかどうか。
「前は好きだった」ではなく、
「いまも欲しいか」で考えてみると、気持ちが少し整理しやすくなります。
決めきれないときの、もうひとつの考え方
どうしても自分ひとりでは決めきれない。
価値が分からなくて、不安だけが残る。
とくに限定品などは、「価値を知らないまま決めてしまっていいのかな」と不安になることもあります。
そんなときは、「手放すか残すか」を無理に決めなくていいかもしれません。
まずは、今の価値を教えてもらうという方法もあります。
自分で白黒つけようとすると、どうしても感情が入り込みます。
思い出も、金額も、「もし間違えたら」という怖さも。
だからこそ、一度まとめて見てもらう。
情報として、今の価値を知る。
フィギュアをまとめて相談できる窓口の一例として、買取サービスがあります。
出張査定の場合でも、玄関先で見てもらうだけで構いませんし、金額に納得がいかなければその場で断っても査定料やキャンセル料はかかりません。
※地域や内容によっては、出張ではなく宅配での案内になる場合もあります。
品数や内容によっては対応が難しい場合もあるため、まずは相談してみる、という形でも大丈夫です。
いくつも業者を比較すると、それだけでまた疲れてしまう方もいるので、ここでは一社だけ挙げています。
もちろん、他を探してもかまいません。
まずは「いま、どれくらいの価値があるのか」を知る。
それだけでも、気持ちの重さが少し変わることがあります。
無理に答えを出さなくても、その一歩で十分です。
→ 福ちゃん
